あらゆるビジネスが、壁のこちら側と向こう側を結びつけることで成り立っています。例えば、こんな状況を想像してみてください。あなたは、ある小さな村に住んでいます。その村の人たちは、食べ物といえば、白米+何かしらのおかずです。あなたも、白米と何かを一緒に食べることがあ当たり前であると考えています—いや、それどころか、そのような事実に対して、何かを考えることすらしません、無意識のうちに当たり前だとプログラミングされているのです。
しかしある日、塀の向こうにある、隣町の人と出会った時に、その人が謎の食べ物を口にしていました。パンです。あなたにとてtは、衝撃以外の何物でもありません。パンという、過去のあなたの世界には存在しなかった何かが、彗星のように日常生活に飛び込んできました。村と町の間には大きな塀があります。これをなんとか乗り越えてきたある商人が、パンを見せびらかしたのでした。
その商人は、間違いなく、大きなビジネスを成功させることになります。なぜなら、大きな壁があり、それを乗り越えることに成功し、分断されていたはずの二つの集団を結びつけたからです。この法則はあらゆることに当てはまります。これは是非とも、これからビジネスを行うという人に、頭の片隅に入れておいてもらいたいフレームワークです。ビジネスの基本は、壁を超えて、その両側にいる人々をつなげることです。自分はその仲介者になればいいのです。その壁が大きいほど、あなたの価値は大きくなります。出来るだけ、人が、この壁を越えることはまず無理だ、と思うことに挑戦した方が、その後に得られる旨味は大きいと言えるでしょう。
例えば、くすりエクスプレスを使えば、海外からお薬が個人輸入できます。くすりエクスプレスは、日本と海外をつなぐ存在です。彼らは壁を超えました。kusuriexpress.comが超えたのは、国境、言語、規制など、色々な壁です。それこそが大きな価値なのです。